《氷川町指定文化財-史跡》
岩立横穴古墳群は「七ツ穴古墳」「五ツ穴古墳」「三ツ穴古墳」からなり、九州自動車道をはさんだ両側に位置しています。各横穴墓の名前は、現在見られる横穴の数から付けられたと考えられます。氷川流域によく見られる阿蘇溶結凝灰岩のがけ面に作られ、その性質からいってもっとたくさんの横穴が掘られたと考えられますが、そのほとんどは埋没しています。古墳時代後期のものと考えられる須恵器がわずかに表採されていますが、調査があまり行われていないため詳細は不明です。
■時期:古墳時代後期
■所在地:氷川町立神字岩立