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大王山古墳第3号(だいおうざんこふんだいさんごう)

最終更新日:

 

大王山古墳第3号
県指定文化財・史跡

《県指定文化財-史跡》
 大王山古墳群は現在3基の古墳が確認されています。3号墳の墳丘は変形していますが、直径約30mの円墳と考えられます。石室は板状の割石を積んだ竪穴式石室で、中に舟形石棺を納めています。石棺は長さ3m、幅0.95mの阿蘇溶結凝灰岩製です。蓋は屋根型ですが、半分は欠損しています。特徴として、蓋のヘリに四角形の穴が数箇所開いています。この穴は石棺を運ぶときに縄を掛けたものと考えられています。また蓋石の斜面には区画のほりこみが施してあり、棺身の内部には石の枕が作りつけられています。昭和49年(1974年)の保護施設工事の際、石棺と板石積の間から直刀1振が出土しました。

■時 期:5世紀
 
■所在地:氷川町早尾字服巻田
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