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法道寺薬師堂の楠(ほうどうじやくしどうのくすのき)

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法道寺薬師堂の楠(ほうどうじやくしどうのくすのき)
《氷川町指定文化財-天然記念物》
 法道寺(古代寺院)が廃寺になった後、寺にあった薬師如来像を祭るために薬師堂が立てられました。楠はその当時植えられたと考えられており、幹の太さ8.2メートル、高さ30メートルの大木が2本並んでいます。明治15年(1879年)E・モース(アメリカ人、日本考古学の先駆者)が熊本を訪れた際、この薬師堂へも立ち寄り、「見事な老樹」とそのスケッチを残しています。

■時期:平安時代末期(樹齢600年)頃
 
■所在地:氷川町野津(法道寺公民館)
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