今 天神社キリーク板碑(いまてんじんじゃきりーくいたび) 最終更新日:2010年11月4日 印刷 《氷川町指定文化財-建造物》 この板碑は町内で最古と考えられる銘文を刻んだ板碑です。 銘文は「建徳三年二十(2月10日)/彼岸鶴/幽霊之/一周忌/造立之」とあります。「建徳」とは南朝方の年号であり、建徳3年は北朝方の応安5年(1372年)にあたります。このことから、この辺りは当時八代地域を治めていた名和氏の勢力の下にあり、その追善塔として建てられたものと推測されます。 ■時 期:応安5年(1372年) ■大きさ:高さ(90cm)、幅(35cm) ■所在地:氷川町今字南(今公民館横)