あけましておめでとうございます。
皆さまには、ご家族お揃いで希望に満ちた新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、日頃より町政運営ならびに地区づくり活動に対しまして、温かいご理解とご協力を賜り心より厚くお礼を申し上げます。
昨年を振り返りますと、九州北部豪雨および相次ぐ台風襲来による関東・東北地方の河川の氾濫など、日本各地で自然災害が発生し、尊い命と貴重な財産が奪われました。被災された皆さまに衷心よりお見舞いを申し上げます。一方、氷川町においては、大雨や台風などによる自然災害が少なく、比較的穏やかな年であったと感じています。
熊本地震から3年8ヶ月が過ぎ、被災された皆さま方の生活再建の目途が立ちましたので、地域支え合いセンターを3月末で終了いたします。
なお、当時建設された応急仮設住宅につきましては、熊本県から町へ無償譲渡を受けましたので、町有住宅として活用を図ってまいります。
防災行政無線のデジタル化事業も全世帯への戸別受信機の更新を進めておりますが、留守家庭などが未更新でありますので、ご協力をお願いします。
ごみ減量化宣言を行い、家庭ごみおよび事業系ごみを削減する取組みを推進しておりますが、今年も生ごみ処理機の普及ならびに資源ごみリサイクルについて、皆さま方のご理解とご協力を宜しくお願いいたします。
小・中学校への空調設備整備事業が計画どおり進捗しており、地球温暖化が進む中、教室における学習環境の改善に役立ててまいります。
2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsの取組みが、官民共同で始まっています。その理念は、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現であります。その一環として、ペルー国への支援に向けた古着の収集を実施しましたところ、多くの皆さま方にご協力を頂き、誠にありがとうございました。今後も定期的に収集を行い、支援を続けてまいりますので、更なるご協力をお願いいたします。
氷川町誕生から15年目を迎えますが、2町合併に伴う普通交付税の上乗せ措置が来年度で終了し、一般財源の減少が見込まれます。
そこで、第2次氷川町行政改革大綱および実施計画を策定し、財政の健全化を図りながら、より効率的で効果的な町政運営に向けた行財政改革に積極果敢に取り組むとともに、町民の皆さまと連携し、『小さなまちで、大きな幸せを感じる持続可能な田園都市・氷川』を創造するため、その先導役として、全身全霊を傾注し努力してまいる所存でございます。
これからも町民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げますともに、新しい年が皆さまや氷川町にとって更に飛躍する最良の年になりますよう心からご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。