近年、デジタル技術はますます発展し「詳しい人だけのもの」ではなく「みんなの暮らしに身近なもの」へと変化しています。みなさんは、10年後の氷川町がどんな暮らしになっていると思いますか?
まちのデジタル活用について考える「#デジ活」では、ICTやデジタル技術に関する様々な情報を発信しながら、アンケートによる意見募集も行っていきます。みなさまの「#デジ活」に関する疑問や、生活での困りごとについてもぜひお聞かせください。
デジタル技術は、気づけば暮らしの「当たり前」に
「デジタル技術」とは、一言でいうと「コンピュータを使って情報を処理する技術」を表します。携帯電話と入れ替わるように普及してきたスマートフォンや、好きな時間に買い物ができるネットショッピング、音楽・動画の配信サービスなど、どれも暮らしにデジタルが結び付いた代表例です。
デジタルは使い方次第で、日々のちょっとした不便さやストレスを解消し、より良い暮らしにつながります。日常生活・学校・仕事など、今後も活用の機会は広がり続けていくでしょう。
コロナ禍で見えた課題とデジタルの必要性
全国的にデジタル活用が注目されるようになった理由の一つが、現在も感染拡大が続いている新型コロナウイルス感染症です。医療提供体制のひっ迫や外出自粛など、生活に大きな影響が出るなか、政府が家計を支援するため「特別定額給付金」を国民へ給付しました。
そこで明らかになったのが「自治体によって申請方法がバラバラ」「紙の書類で申請すると給付までに時間が掛かる」「デジタル活用によるサービスを提供するための土台が整っていない」といった自治体の抱える課題でした。
政府はこうした状況を受けて、令和3年9月に「デジタル庁」を新設し、国を挙げたデジタル活用、そして地方と都市の差を縮める「デジタル田園都市国家」の実現に向けて本格的に動きはじめることになりました。
動きはじめた氷川町のデジタル活用
氷川町においても、デジタル活用に向けた取組みがはじまっています。
令和3年8月より、町の情報化を推進するための組織として、「氷川町デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進本部会議」を立ち上げました。令和4年3月には、町のDX推進の方向性を示した「氷川町デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進方針」を策定しています。
「暮らし」「地域」「行政」など、様々な課題に対してデジタル活用を検討・実施しながら、町のさらなる発展を目指していきます。
用語解説
- ICT(Information and Communication Technology)
「情報を効率的に処理できる技術」という意味を持つ「IT(Information Technology)」を用いて、人々に情報を伝達すること(Communication)を重視し生まれた言葉。
デジタル技術やデータの利活用およびそれに伴う組織、制度の変革が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させていくこと。
意見募集
町のデジタル化に向けて、みなさまからのご意見を募集しています。
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