氷川町では、認知症の人が安心して暮らせるまちづくりを目指して、8月から認知症高齢者等見守りシール交付事業(どこシル伝言板)を実施します。
どこシル伝言板とは
認知症などで外出中に行方不明になった際、衣服などに貼ったQRコードのシールを読み取ることで、伝言板を通じで発見者と家族等がやり取りをし、早期の発見と保護につながる事業です。
- 対象者の衣類や杖などに見守りシールを貼り付けて、利用開始します。
- 対象者の行方不明事案が発生
- 発見者が対象となる方に声を掛け、ラベルやシールに印刷されているQRコードを読み取ります。
- 事前に登録された対象となる方のご家族等にQRコードが読み取られた旨の通知メールが送信されます。
- 発見者と対象となる方のご家族等との間でインターネット上の伝言板を通じて、位置や健康状態などの情報を共有します。
- 対象となる方の身元を確認し、家族等が引き取ります。
対象者
町内に在宅で生活し、外出中に行方不明となるおそれがある次のいずれかに該当する人
- 認知症と診断された65歳以上の人
- 認知症等により外出中に行方不明となる行動が見られる65歳以上の人
- その他町長が特に必要と認める人
申請できる人
町内に居住する認知症の高齢者等を現に介護する介護者等で次のいずれかに該当する人
- 認知症の高齢者等と同居している親族
- 認知症の高齢者等と別居している親族のうち、町内に住所を有する人
- 認知症の高齢者等を支援している介護支援専門員または地域包括支援センター職員
- その他これらに準ずると町長が認めた人
申請方法
「利用申請書」と「どこシル伝言板登録シート」を福祉課介護保険係窓口まで提出してください。
自己負担費用
衣類等にアイロンで貼り付ける耐洗ラベル(20枚)と持ち物に貼り付ける蓄光シール(10枚)を無料で交付します。
(追加交付は、自己負担となります。)
町民の皆さんへ
この事業は町民の皆さんのご協力が必要です。この見守りシールを服や持ち物に貼った人が困っている様子があれば、優しく声をかけ、QRコードを読み取り、高齢者等の保護にご協力ください。