暮らしに身近なものになってきたICT・デジタル技術について、さまざまな情報を発信する連載企画「#デジ活」。第2回目のテーマは「マイナンバーカード」です。住民の3人に1人の方が取得しているマイナンバーカード(2022年7月時点)。今回はカードの仕組みや活用のメリット、現在行われているマイナポイント第2弾についてご紹介します。まだ取得されていない人は、今こそ申請のチャンスです!
「めんどくさい」を無くし、豊かな社会をつくるために
平成28年に始まった「個人番号(マイナンバー)制度」は、国民一人ひとりに発行される12桁の番号(マイナンバー)を用いて、行政手続などにおける特定の個人を識別するための制度です。
このマイナンバーによって、書類提出などの手間を省略できるので、面倒な手続きを簡単にすることができます。また、行政側の事務処理をスムーズに行えるようになり、税や社会保険の負担における不正受給を防ぐことにもつながります。行政の効率化、国民の利便性の向上、公平・公正な社会の実現のための土台になるのがマイナンバーなのです。
マイナンバーカードで、もっと便利な暮らしへ
マイナンバーカードは、マイナンバーをより便利で安全に使うために交付される顔写真付きICカードです。このカード1枚で、個人番号の提示はもちろん、本人確認や税金・社会保険に関する手続きなどもできるようになります。
全国的にも普及はまだまだこれから!
国では、令和4年度末までにほとんどの人が保有することを目指して普及活動を行っていますが、なかなか進んでいない状況です。氷川町では少しずつ交付率が増加しており、今では3人に1人が所得しています(2022年7月時点)。
作るなら今がチャンス!「デジ活」の第一歩を踏み出そう
【マイナンバーカードのメリット】
▶メリット(1) 番号提示&本人確認書類に!
マイナンバー提示と本人確認が必要な場面では、1枚でその役割を果たせる唯一のカードです。未成年者など運転免許証がない人には心強い存在です。
▶メリット(2) オンライン手続きに!
国が運営するマイナポータルにログインするなどして、子育てや介護などの行政手続をオンライン上でワンストップで行うことができます。
▶メリット(3) 民間サービスに!
銀行のオンラインバンキングや証券口座の開設、住宅ローンのオンライン契約など、民間企業が提供しているサービスにも、活用機会が広がっています。
▶メリット(4) もっと便利に!
複数のカードを一体化することができます!健康保険証として利用できるようになったほか、将来は運転免許証との一体化なども検討されています。
▶メリット(5) マイナポイントがもらえる!
●マイナンバーカードの申請から受け取りまでの流れはこちら
●マイナポイント事業についてはこちら(外部リンク:総務省)
用語解説
電子的な処理やデータを記憶させておくことができ、この部品が組み込まれたカードが「ICカード」。クレジットカードのほか、スマートフォン、ゲーム機などに欠かせない部品になっている。
マイナンバーカード取得者を対象としたポイント付与キャンペーン。対象となるキャッシュレス決済サービスを選び条件に応じてポイントを受け取り、お買い物などに利用することができる。
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