国民年金制度～20歳になられた方へ～

日本国内に住所がある20～59歳の人が必ず加入する制度です。現役世代が親世代を支えるために保険料を納付し、将来は子ども世代に支えてもらう世代間扶養の仕組みとなります。

＜被保険者の種類＞

(1)第1号被保険者⇒自営業や学生など。国民年金に加入。各自で保険料納付。

(2)第2号被保険者⇒会社員や公務員など。国民年金＋厚生年金。給与天引き。

(3)第3号被保険者⇒第2号被保険者に扶養されている配偶者。国民年金。自己負担なし。 ※就職、退職などのときは、自動で変わることはないので届出が必要です。

＜保険料について＞　国民年金は対象の人すべてが支払っている保険料となります。会社員や公務員などは国民年金＋厚生年金を支払っています。厚生年金は報酬と加入期間によって変動します。

○納めることによるメリット

(1)将来の年金がもらえる

(2)病気、ケガで障害が残ったときに障害年金を貰うことができる

※障害の程度、該当する年金の種類により金額が異なります。

(3)亡くなったときに、家族が遺族年金などを受け取ることができる

※金額は年度により異なります。

〇保険料を納めないでいると…

(1)年金の上記(1)～(3)が受けられない

(2)強制的に預金や車などの財産が差押される。

 ＜免除・学生納付特例制度＞　

 第1号被保険者で保険料を納めるのが難しい人は、申請することにより保険料の納付猶予や全額または一部免除を受けることが出来ます。この制度を利用することで、保険料を納めていない期間があっても、将来の年金や障害がのこったときに年金を貰うことが出来ます。

☆詳しい内容は、日本年金機構HPをご覧ください。

20歳到達時の国民年金の手続き（外部リンク）